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業務用トランシーバーの同時通話機能とは

目次

複数の相手が一度に通話できるトランシーバーの「同時通話機能」。工事現場に多くのメリットをもたらす機能です。ここでは、同時通話機能と通常のトランシーバーの違いや活用事例、おすすめの機種を紹介しています。

同時通話機能とは?
通常のトランシーバーとの違い

同時通話機能は、複数人と同時に通話・通信できる仕組みをいいます。通常のトランシーバーは交互通話という仕組みで、相手の送信(通話)が終わるまで話すことができません。しかし、同時通話機能は相手の送信を待つ必要がなく、任意のタイミングで通話できます。タイムラグが少なく、スピーディな情報共有が可能です。

同時通話機能のメリット

トランシーバーの同時通話機能は多くのメリットがあります。

指示がリアルタイムで伝わり、
タイムロスや誤解を防ぐ

同時通話機能を利用すれば、現場へのリアルタイムな指示出しが可能になります。送信を待たずに済むため、タイムロスの防止につながります。現場の業務効率化や作業の迅速化にも貢献するでしょう。

また、リアルタイムに情報を伝達できるため、相手の誤解や認識の齟齬も防げます。同時通話機能があれば、作業ミスなどのトラブルも抑止可能です。

安全確認や緊急時の即応がしやすい

安全確認にも同時通話機能が役立ちます。リアルタイムに状況を確認しながら情報共有・指示が行えるため、現場の安全性向上が期待できます。また、トラブルや事故などの緊急時にも対応スピードが高まります。初動を迅速化することで、被害や影響の軽減にもつながります。

大人数での情報共有がスムーズ

大人数での情報共有にも適しています。通常のトランシーバーは交互通話のため、情報共有のスピードに制約があります。同時通話機能に対応した機種であれば、一度に複数の相手へ連絡可能です。何度も送信する必要がなくなり、作業員が多い工事現場での情報共有がスムーズに進みます。

同時通話機能の活用事例

ミリ単位の作業が必要な現場で
安全確保に貢献

数百トンの大型製品を輸送する現場での活用事例です。ミリ単位での作業が発生する現場で、迅速なやり取りによる作業員の安全確保が求められていました。当該現場では同時通話に対応したトランシーバーを使用し、作業員同士の情報共有や細かい誘導が行われています。リアルタイムなやり取りが可能になり、正確な作業と作業員の安全確保を両立しています。

参照元:B-EAR(ベアー)公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/watch?v=ldEqzrqQv0A)

部署を横断した情報共有が可能に

自治体での導入事例です。これまでは移動系防災行政無線を使用していましたが、維持管理や増設時のコスト負担が過大になっていました。また、防災無線と連携しているため、操作ミスで誤った内容を流してしまうリスクもありました。

これらの課題解決に向け、移動系無線からIP無線と衛星無線への置き換えを実施。コスト削減と誤報のリスク抑制に成功しました。無線が同時通話にも対応しているため、関係職員全員で使用しているとのことです。

参照元:サンワシステム・サービス公式HP(https://sanwa-system-service.com/case_studies/case4/)

同時通話機能がある
業務用トランシーバーを紹介

BRIDGECOM X10
(B-EAR(ベアー))

BRIDGECOM X10(B-EAR(ベアー))
引用元:B-EAR(ベアー)公式HP
https://bearidge.com/product/x10/
種類小電力同時通話トランシーバー
価格記載なし
耐久性記載なし
防水性IPX7
送信出力10mW

最大10人と同時に通話できるトランシーバーです。ハンズフリー対応のため、高所作業など手が離せない状況でも通話できます。一方で傍聴人数は制限がなく、作業員全員に指示や情報を伝達することが可能。英数字を含む4桁のセキュリティコードを設定できるため、外部からの不正な手段による傍聴・盗聴も防げます。

BRIDGECOM X5(B-EAR(ベアー))

BRIDGECOM X5(B-EAR(ベアー))
引用元:B-EAR(ベアー)公式HP
https://bearidge.com/product/x5/
種類小電力同時通話トランシーバー
価格記載なし
耐久性記載なし
防水性IPX4
送信出力10mW

コンパクトボディで持ち運びやすい無線機です。本体重量88g、名刺とほぼ同じサイズを実現しています。同時通話は5人、傍聴人数は最大100人まで対応。傍聴と通話はボタン一つで切り替え可能です。バッテリーの持ちのよさも魅力で、1回の充電で約10時間の連続通話に対応しています。

参照元:B-EAR(ベアー)公式HP(https://bearidge.com/product/x5/)

IC-5020(アイコム)

IC-5020(アイコム)
引用元:アイコム公式HP
https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-5020/
種類同時通話型特定小電力トランシーバー
価格記載なし
耐久性記載なし
防水性IP67
送信出力10mW/1mW

同時通話に対応した無線機です。使用者の声の大きさや周囲の音に合わせ、入力レベルを設定できるマイクゲイン機能を搭載しています。秘話機能を搭載しており、通話内容が第三者に漏れるリスクが低いことも強み。送信出力も切り替えられるため、目的・現場に合わせた運用が可能です。

よくある質問

Q 「10人同時通話」と書かれている機種なら、10人全員が同時に発話できますか?

A

「10人同時通話」の意味は製品ごとに確認が必要です。
10人が接続できることと、10人全員が同時に発話できることは同じではありません。 仕様書で「同時に聞ける人数」と「同時に発話できる人数」を分けて確認し、必要な人数で実際に会話を試してください。
製品によっては、10人が会話を聞けても発話できる人数が限られます。「参加人数」だけで選ぶと、複数人が声を掛け合う作業で足りないことがあるため、発話人数の表記を重視してください。

Q ハンズフリーのVOX機能と同時通話機能は同じものですか?

A

別の機能です。
VOXは声を検知して送信を始める操作方法で、同時通話は複数の人が同時に話せる通話方式です。 手を使わずに相互会話したい場合は、VOXなどのハンズフリー操作と同時通話の両方に対応するか確認してください。
VOX付きの交互通話機なら、手を使わずに送信を始められても、ほかの人が話している間は待つことになります。必要なのがボタン操作の省略なのか、発話を重ねられることなのかで選ぶ機能が変わります。

Q 現場責任者だけ発話し、ほかの作業員は聞くだけにする運用もできますか?

A

発話者を制限できる機種や運用方式なら可能です。
「聞くだけ」の人数も同時通話人数に含まれるかは製品ごとに異なります。 責任者の発話権限、作業員の受信専用設定、緊急時の割り込み可否を仕様書で確認し、想定人数で試してください。
受信専用にする人が緊急時だけ発話する必要があるなら、切り替え方法も重要です。通常の連絡と緊急連絡で権限がどう変わるかまで、運用前に決めておきましょう。

Q 騒音の大きい現場で複数人が同時に話しても、内容を聞き分けられますか?

A

同時に発話できても、複数の声を聞き分けられるとは限りません。
騒音下では声が重なると重要な指示を聞き落とすおそれがあります。発話の順番や緊急連絡の優先ルールを決め、実際の騒音と保護具の条件で通話を試してください。
全員が自由に話す方式より、指示を出す人と復唱する人を決めた方が内容を追いやすい現場もあります。機能の人数上限だけでなく、実際の作業で会話が重なる頻度を見て運用を決めてください。

業界別
業務用トランシーバー
おすすめ3選

トランシーバー選びで重要なのは、使用する環境やシーンに合う性能・機能があるかどうか。ここでは、業界ごとにおすすめの機種をご紹介。どれも資格・登録不要なので、すぐに使い始められます。

工事現場なら
耐久性・騒音耐性が高い ブリッジコム エックステンBRIDGECOM X10 B-EAR(ベアー)
BRIDGECOM X10
画像引用元:B-EAR(ベアー)公式HP(https://bearidge.com/product/x10/)
環境に左右されないタフさ

水に落としても使える防水性能※1に加えて、-10℃から+60℃の温度環境に対応。雨に打たれる高所作業や、炎天下・雷雨・極寒の現場でも心配なく使える。

重機の音に負けずに指示が届く

100dB相当でもクリアに聞こえるノイズキャンセリングを搭載。クレーンや重機の騒音、強風の中でも対面で話しているかのようにクリアに聞きとることが可能。

製品スペック
通話距離 1,000m
中継器使用時 最長1,500m
連続使用時間 約12時間
電源 充電式リチウムイオン電池
認証 工事設計認証005-102376、FCC、CE
ハンズフリー 対応

B-EARの公式HPで
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ライブ・イベント会場なら
チーム間での連携が簡単な アイシー ヨンイチニーゼロビーティーIC-4120BT アイコム
IC-4120BT
画像引用元:アイコム公式HP(https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-4120/)
チーム横断の連携がスムーズ

ボタン1つで通話グループを切り替え可能で、設営・音響・警備・受付など、異なるチーム間でも即接続。現場全体の動きに合わせ、横断的な指示がスムーズに行える。

騒がしさの急変化にも即対応

決めておいた音量にワンタッチで合わせられる。何度もボリュームを刻んで上げ下げする手間がなく、周囲の音環境が急に変わる場面でも聞き逃しを防ぐ。

製品スペック
通話距離 記載なし
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 約80時間(単3形アルカリ乾電池使用時)
電源 単3形アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池/リチウムイオン バッテリーパック BP-258
認証 記載なし
ハンズフリー 記載なし

アイコムの公式HPで
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物流ドライバーなら
常に通信が途切れにくい エスアールエヌエックスイチディーSRNX1D 八重洲無線
IC-4120BT
画像引用元:八重洲無線公式HP(https://connect.yaesu.com/business/items/srnx1/)
走行中も途切れにくい安定通信

ドコモとauの2回線とWi-Fiに対応。携帯電波が不安定になりやすい山道・トンネルなどでも通信が途切れにくく、運行指示や緊急連絡を受け取れる。

運行状況をリアルタイムで把握

GPS搭載で全ドライバーの現在地を見える化。渋滞や配送状況を見ながら、労務管理や配送ルートの確認ができる。

製品スペック
                 
通話距離 携帯電話の通話範囲+Wi-Fi対応範囲
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 20時間以上※2
電源 USB(Type-C)充電端子
認証技術基準適合証明(工事設計認証)
ハンズフリー 対応

八重洲無線の公式HPで
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※1 IPX7規格 参照元:B-EAR(ベアー)公式HP(https://bearidge.com/product/x10/)

※2 単信(交互通話)方式 による通信(送信5:受信5:待ち受け90の割合による運用を想定) GPSオフ、Wi-Fiオフの条件

業界別
業務用トランシーバー
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工事現場向け
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