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デジタル簡易無線

目次

数kmの長距離通信が可能なうえ、周波数帯によっては免許や資格が不要になるデジタル簡易無線。工事現場をはじめ、さまざまな場面・施設で活用できます。デジタル簡易無線の特徴や仕組み、活用事例などを解説します。

デジタル簡易無線とは?

デジタル簡易無線は、広範囲での通信に対応した無線機です。アナログと比べて秘匿性が高く、ノイズが少ない通信を可能にしています。

免許・資格不要で使える

351MHz帯を使用するデジタル簡易無線登録局の場合、免許申請や資格が不要です。個人・法人を問わず幅広い用途に対応しており、機器の登録申請のみで運用できます。また、複数台を同時に登録できるため、短期間で運用を始められます。

長距離の通信も可能

デジタル簡易無線は出力が最大5Wと高く、屋外では数kmの通信が可能です。建設現場やイベント会場、運輸倉庫など、屋内外をまたぐ現場での連絡手段に適しています。通信はデジタル信号で行うため、ノイズに悩まされにくく、安定した通話を実現可能。中継機を使用すれば、さらに通信エリアを拡張できます。

デジタル簡易無線の仕組み

デジタル簡易無線は登録局と免許局があり、周波数帯や用途が異なっています。

登録局(351MHz帯)

個人・法人どちらでも使用可能な区分が登録局です。機器の登録申請のみで済むため、民間企業の業務やイベント業務、自治体での情報共有など幅広い用途で用いられています。一方で同一地域内でのチャンネル数に制限があり、免許局と比べて混信しやすいデメリットがあります。ただし、影響を抑えるために、登録局の無線機には混信を回避する機能の搭載が義務付けられています。

免許局(467MHz帯)

企業や団体での業務利用を目的とした区分が免許局です。企業単位での免許申請が必要で、無線機のレンタルや名義の異なる無線機との通信はできません。一方、免許局は電波の強度が強く、範囲も広いため、登録局よりも広範囲での通信が可能です。専用の周波数帯を使用するため、通信の安定性が高い点もメリット。施設の建設現場やインフラ工事現場など、遮蔽物が多い環境での使用に適しています。

デジタル簡易無線の用途・事例

デジタル簡易無線の主な用途や事例をご紹介します。

工事現場

工事現場では、安全確保や情報共有のためにデジタル簡易無線が多用されています。無線機は5Wの高出力モデルが多く、地下や建物など遮蔽物の多い環境でも通信しやすいためです。機種によってはノイズキャンセル機能があり、騒音が多い環境でもクリアな音質で通話できます。

大型飲食店

複数のフロアで営業する大型飲食店もデジタル簡易無線を活用できます。特にフロアや厨房、事務所など、エリアをまたぐオペレーションに適しています。実際に登録局の無線機を取り入れ、情報伝達の迅速化やスタッフの連携強化に成功した飲食店もあります。

アイコムの業務用トランシーバーは、防水・防塵性能に優れた堅牢設計のモデルが多く、厨房・フロア・バックヤードなど複数エリアをまたいで業務を行う飲食店とも相性の良いメーカーです。以下のページでは、大型飲食店での運用にも適したアイコムのトランシーバーを紹介しています。

大型施設

デジタル簡易無線は、映画館のような大型施設にも適しています。フロアと事務所の情報共有はもちろん、劇場の清掃完了報告やコンセッションへの商品補充依頼など、幅広い用途での活用が可能。急病人などの緊急時にも対応の迅速化が期待できます。

JVCケンウッドのトランシーバーは、クリアな音質とホコリや水、衝撃に強い堅牢設計が特長で、工場や学校など広いエリアでの連絡手段としても活用されています。以下のページでは、こうした特長を持つJVCケンウッドの業務用トランシーバーの製品情報や導入事例をご紹介しています。

業界別
業務用トランシーバー
おすすめ3選

トランシーバー選びで重要なのは、使用する環境やシーンに合う性能・機能があるかどうか。ここでは、業界ごとにおすすめの機種をご紹介。どれも資格・登録不要なので、すぐに使い始められます。

工事現場なら
耐久性・騒音耐性が高い ブリッジコム エックステンBRIDGECOM X10 B-EAR(ベアリッジ)
BRIDGECOM X10
画像引用元:ベアリッジ公式HP(https://bearidge.com/product/x10/
環境に左右されないタフさ

水に落としても使える防水性能※1に加えて、-10℃から+60℃の温度環境に対応。雨に打たれる高所作業や、炎天下・雷雨・極寒の現場でも心配なく使える。

重機の音に負けずに指示が届く

100dB相当でもクリアに聞こえるノイズキャンセリングを搭載。クレーンや重機の騒音、強風の中でも対面で話しているかのようにクリアに聞きとることが可能。

製品スペック
通話距離 1,000m
中継器使用時 最長1,500m
連続使用時間 約12時間
電源 充電式リチウムイオン電池
認証 工事設計認証005-102376、FCC、CE
ハンズフリー 対応

B-EARの公式HPで
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ライブ・イベント会場なら
チーム間での連携が簡単な アイシー ヨンイチニーゼロビーティーIC-4120BT アイコム
IC-4120BT
画像引用元:アイコム公式HP(https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-4120/)
チーム横断の連携がスムーズ

ボタン1つで通話グループを切り替え可能で、設営・音響・警備・受付など、異なるチーム間でも即接続。現場全体の動きに合わせ、横断的な指示がスムーズに行える。

騒がしさの急変化にも即対応

決めておいた音量にワンタッチで合わせられる。何度もボリュームを刻んで上げ下げする手間がなく、周囲の音環境が急に変わる場面でも聞き逃しを防ぐ。

製品スペック
通話距離 記載なし
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 約80時間(単3形アルカリ乾電池使用時)
電源 単3形アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池/リチウムイオン バッテリーパック BP-258
認証 記載なし
ハンズフリー 記載なし

アイコムの公式HPで
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物流ドライバーなら
常に通信が途切れにくい エスアールエヌエックスイチディーSRNX1D 八重洲無線
IC-4120BT
画像引用元:八重洲無線公式HP(https://connect.yaesu.com/business/items/srnx1/)
走行中も途切れにくい安定通信

ドコモとauの2回線とWi-Fiに対応。携帯電波が不安定になりやすい山道・トンネルなどでも通信が途切れにくく、運行指示や緊急連絡を受け取れる。

運行状況をリアルタイムで把握

GPS搭載で全ドライバーの現在地を見える化。渋滞や配送状況を見ながら、労務管理や配送ルートの確認ができる。

製品スペック
                 
通話距離 携帯電話の通話範囲+Wi-Fi対応範囲
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 20時間以上※2
電源 USB(Type-C)充電端子
認証技術基準適合証明(工事設計認証)
ハンズフリー 対応

八重洲無線の公式HPで
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※1 IPX7規格 参照元:ベアリッジ公式HP(https://bearidge.com/product/x10/

※2 単信(交互通話)方式 による通信(送信5:受信5:待ち受け90の割合による運用を想定) GPSオフ、Wi-Fiオフの条件

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