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無線機の防水機能

目次

防水機能が高いトランシーバーは、水場の多い現場や悪天候でも使いやすい性能を備えています。ここでは、防水機能を持つトランシーバーの特徴や性能の見方に加え、完全防水に適合した機種をご紹介します。

現場で求められるトランシーバー
の防水機能とは?

雨に見舞われることもある現場では、トランシーバーの防水機能にこだわる必要があります。防水性が高い機種は水濡れに強く、水分による故障や不具合のリスクを抑えられます。

スマホの防水との違い

トランシーバーとスマホの防水は基準が異なります。スマホは主に生活防水レベルで、日常使用による水滴や雨、汗など軽度の水分の付着を想定しています。一方のトランシーバーは、落下による水没を想定している機種もあります。ただし、生活防水レベルの機種もある点に注意が必要です。

防水機能が求められる現場

トランシーバーの防水性能が求められる現場は多岐にわたります。

工事現場はもちろん、イベント会場の警備や消防・防災での利用時にも防水性能が求められます。

防水性能を示す
「IP規格」とは?

トランシーバーのスペックを確認すると、「IP54/55」などの表記を見かけることがあります。IPコード(IP規格)と呼ばれる防水・防塵性能を示す規格で、さまざまな製品に用いられています。

IPコードの見方・表記について

IPコードは2桁の数字で構成されており、1桁目は防塵性能、2桁目は防水性能を示しています。防塵性能は粉塵やゴミ・ホコリなど固形物の侵入を防ぐ度合いです。防水性能は、水の侵入を防ぐ度合いを表しています。

防塵性能は6段階、防水性能は8段階で表現されます。トランシーバーの表記がIP68の場合、最高レベルの防塵・防水性能を備えています。なお、本メディアではIP6X/IP68(防塵等級+防水等級)を完全防水と定義しています。

参照元:日本エイ・ヴィー・シー公式HP(PDF)(https://www.ip68.jp/technicalguide/pdf/PP%20IPtoukyu.pdf

完全防水とは?水没耐性の目安

完全防水は、水の侵入を完全に防ぐ機能・性能をいいます。正確な意味では、IP68も完全防水ではないものの、長時間の水没にも耐えられる保護性能を備えています。屋外工事や解体工事をはじめ、粉塵と水分が飛散する現場では、IP68に適合した防水性能が求められます。

防水トランシーバーを
選ぶ際のポイント

トランシーバーの防水性を重視する場合、IPコード以外の確認も必要です。以下を参考に、現場に合った適切な機種を選びましょう。

使用環境に合わせた
防水レベルを選ぶ

トランシーバーの防水性能は、使用環境を考慮する必要があります。屋内など、水分の飛散や水場がほとんどない現場では、完全防水の必要性が薄れます。生活防水レベルの機種も候補に入るでしょう。屋外や水場の多い環境の場合、完全防水のトランシーバーが適しています。

接続部の防水構造を確認

イヤホン・ヘッドセットの接続部が防水構造になっているかを確認しましょう。防水構造になっていない場合、水分が侵入して不具合・故障につながるおそれがあります。故障リスクを抑えるためにも、防水対応の機種を選びましょう。

防塵性能もチェック

解体工事など粉塵が舞う現場で使用する際は、防塵性能も確認が必要です。微細な粉塵の侵入も防げるIP6Xの機種であれば、幅広い現場で使用できます。ただし、現場によってはIP5Xでも十分なため、使用環境を考慮する必要があります。

完全防水トランシーバーの
おすすめモデル

以下では、IP68に適合したおすすめのトランシーバーをご紹介します。

TCP-D261E 
KNB-75LA(JVCケンウッド)

水没に対する高い保護性能を備える無線機です。UV加工でキートップの強度を高めるなど、堅牢な設計を取り入れています。音質にこだわっている点も特徴。ノイズキャンセル機能を備えており、騒音が大きい環境でもクリアな音質で通話できます。音声遅延も少なく、リアルタイムなやり取りが可能です。

SK-5000(スマートウェーブ)

NTTドコモの回線による長距離通信に対応したIP無線機です。距離の制約を受けず、ワンプッシュでグループと通話できる機能を搭載しています。スピーカー出力が高く、騒音の大きな環境でも音声を聞き取りやすい点が魅力。バッテリーの持ちもよく、長時間の使用を可能にしています。

SRS90(八重洲無線)

複数のチャンネルを監視し、混信を回避する機能を備えた無線機です。IP68の防水・防塵性能を備えるため、粉塵が多い現場や水場でも安心して使用できます。複数の通話モードを搭載しており、状況に合わせて使い分けることが可能。PTTキーを押すだけでハンズフリーへ切り替えられる機能も搭載しています。

自社の現場に合う
トランシーバーの選び方

トランシーバーを選ぶ際は、防水性能だけでなく、他の要素も比較して選ぶ必要があります。本メディアでは、現場・ニーズ別におすすめのトランシーバーを紹介しています。自社に合った機種選びでお悩みの方は参考にしてください。

業界別
業務用トランシーバー
おすすめ3選

トランシーバー選びで重要なのは、使用する環境やシーンに合う性能・機能があるかどうか。ここでは、業界ごとにおすすめの機種をご紹介。どれも資格・登録不要なので、すぐに使い始められます。

工事現場なら
耐久性・騒音耐性が高い ブリッジコム エックステンBRIDGECOM X10 B-EAR(ベアリッジ)
BRIDGECOM X10
画像引用元:ベアリッジ公式HP(https://bearidge.com/product/x10/
環境に左右されないタフさ

水に落としても使える防水性能※1に加えて、-10℃から+60℃の温度環境に対応。雨に打たれる高所作業や、炎天下・雷雨・極寒の現場でも心配なく使える。

重機の音に負けずに指示が届く

100dB相当でもクリアに聞こえるノイズキャンセリングを搭載。クレーンや重機の騒音、強風の中でも対面で話しているかのようにクリアに聞きとることが可能。

製品スペック
通話距離 1,000m
中継器使用時 最長1,500m
連続使用時間 約12時間
電源 充電式リチウムイオン電池
認証 工事設計認証005-102376、FCC、CE
ハンズフリー 対応

B-EARの公式HPで
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ライブ・イベント会場なら
チーム間での連携が簡単な アイシー ヨンイチニーゼロビーティーIC-4120BT アイコム
IC-4120BT
画像引用元:アイコム公式HP(https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-4120/)
チーム横断の連携がスムーズ

ボタン1つで通話グループを切り替え可能で、設営・音響・警備・受付など、異なるチーム間でも即接続。現場全体の動きに合わせ、横断的な指示がスムーズに行える。

騒がしさの急変化にも即対応

決めておいた音量にワンタッチで合わせられる。何度もボリュームを刻んで上げ下げする手間がなく、周囲の音環境が急に変わる場面でも聞き逃しを防ぐ。

製品スペック
通話距離 記載なし
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 約80時間(単3形アルカリ乾電池使用時)
電源 単3形アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池/リチウムイオン バッテリーパック BP-258
認証 記載なし
ハンズフリー 記載なし

アイコムの公式HPで
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物流ドライバーなら
常に通信が途切れにくい エスアールエヌエックスイチディーSRNX1D 八重洲無線
IC-4120BT
画像引用元:八重洲無線公式HP(https://connect.yaesu.com/business/items/srnx1/)
走行中も途切れにくい安定通信

ドコモとauの2回線とWi-Fiに対応。携帯電波が不安定になりやすい山道・トンネルなどでも通信が途切れにくく、運行指示や緊急連絡を受け取れる。

運行状況をリアルタイムで把握

GPS搭載で全ドライバーの現在地を見える化。渋滞や配送状況を見ながら、労務管理や配送ルートの確認ができる。

製品スペック
                 
通話距離 携帯電話の通話範囲+Wi-Fi対応範囲
中継器使用時 記載なし
連続使用時間 20時間以上※2
電源 USB(Type-C)充電端子
認証技術基準適合証明(工事設計認証)
ハンズフリー 対応

八重洲無線の公式HPで
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※1 IPX7規格 参照元:ベアリッジ公式HP(https://bearidge.com/product/x10/

※2 単信(交互通話)方式 による通信(送信5:受信5:待ち受け90の割合による運用を想定) GPSオフ、Wi-Fiオフの条件

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