こちらの記事では、アイコムにより提供されているトランシーバー「IC-4120BT」を紹介しています。製品の特徴や導入前に押さえておきたいポイント、こちらの製品が向いている現場などをまとめました。

IC-4120BTは、Bluetooth機能を搭載しており、対応している骨伝導ヘッドセットとワイヤレスでの接続を行えます。骨伝導ヘッドセットを使用することで耳を塞がずに使用できるため、周りの音を聞きつつトランシーバーを使用可能です。近くにいるスタッフとの連携やお客様対応などもしたい、という場合に活用できます。作業中にケーブルが引っかかって邪魔になることもなく、スムーズに作業を行えます。
BTL回路を採用することによって、400mW以上の大音量出力を実現しています。この仕様により、大きな騒音が発生する工場や建設現場で使用したとしても、相手の音声をしっかり聞き取れます。また、IC-4120BTはIP54の防塵・防水性能を備えているため、粉塵や水飛沫が舞っているような屋外環境でも使用でき、幅広い業務に対応することが可能です。
単三アルカリ乾電池3本でIC-4120BTを使用した場合、およそ80時間の長時間運用が可能です。繰り返し充電できるオプションのリチウムイオンバッテリーパック(BP-258)も用意されており、こちらを使用することにより最大23時間の運用が可能です(電池の使用時間は、受信1:送信1:待受8の割合で使用するとき)。
ボディカラーはブラック、グリーン、レッド、イエロー、ブルーの5種類を用意しています。店舗の雰囲気などにも合わせて選択できます。
Bluetoothによるワイヤレス化に加え、大音量出力を活かせる現場での使用が向いているといえます。例えば、建設現場や工場では、ケーブルの引っかかりによる事故を防ぎながら作業ができますし、飲食店やイベント会場では両手を自由に使いながら接客や作業を行うことができるようになります。
特定小電力トランシーバーであるため、見通しの良い場所などで使用する場合に適しているといえますが、例えば広大な敷地や複数階を跨ぐような通信が求められる場合には、実際の現場にて電波が十分に届くかを確認することが大切です。場合によってはオプションの中継装置IC-RP4130GWの導入の検討が必要になる可能性も考えられます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 周波数範囲 | 400MHz帯 |
| 送信出力 | 10mW/1mW(+20%~ -50%) |
| スピーカー出力 | 内部 400mW以上、外部 120mW以上 (8Ω負荷 10%歪率時) |
| 通信方式 | 交互通話/中継通話 |
| チャンネル数 | 47ch(交互20ch+中継27ch) |
| 電源の種類 | 単3形アルカリ乾電池 / 充電式ニッケル水素電池 / リチウムイオン バッテリーパック BP-258 |
| 消費電流 | 送信時 150mA以下 受信時 内部スピーカー 450mA以下(8Ω AF最大時) 外部スピーカー 280mA以下(8Ω AF最大時) |
| 使用温度範囲 | -10℃~+50℃ |
| 防塵/防水準拠規格 | IP54 |
| 寸法(突起物を除く) | 55.5(W)×105(H)×29.1(D)mm |
| 重量 | 約148g(BP-258装着時) |
| 連続使用時間 | 単3形アルカリ乾電池3本で約80時間 (受信1:送信1:待受8の割合で使用するとき) |
参照元:アイコム公式HP(https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-4120/?open=2#detail_content)
IC-4120BTは、水の飛沫や粉塵、砂などからの防護性能を備えているため、屋内だけではなく屋外でも使用できるトランシーバーです。そして、長時間運用が可能な仕様となっている点も特徴といえます。また、さまざまなカラーが用意されていますので、店舗や企業の雰囲気やカラーに合わせて選択できる点も魅力です。
トランシーバー選びで重要なのは、使用する環境やシーンに合う性能・機能があるかどうか。ここでは、業界ごとにおすすめの機種をご紹介。どれも資格・登録不要なので、すぐに使い始められます。

水に落としても使える防水性能※1に加えて、-10℃から+60℃の温度環境に対応。雨に打たれる高所作業や、炎天下・雷雨・極寒の現場でも心配なく使える。
100dB相当でもクリアに聞こえるノイズキャンセリングを搭載。クレーンや重機の騒音、強風の中でも対面で話しているかのようにクリアに聞きとることが可能。
| 通話距離 | 1,000m |
|---|---|
| 中継器使用時 | 最長1,500m |
| 連続使用時間 | 約12時間 |
| 電源 | 充電式リチウムイオン電池 |
| 認証 | 工事設計認証005-102376、FCC、CE |
| ハンズフリー | 対応 |

ボタン1つで通話グループを切り替え可能で、設営・音響・警備・受付など、異なるチーム間でも即接続。現場全体の動きに合わせ、横断的な指示がスムーズに行える。
決めておいた音量にワンタッチで合わせられる。何度もボリュームを刻んで上げ下げする手間がなく、周囲の音環境が急に変わる場面でも聞き逃しを防ぐ。
| 通話距離 | 記載なし |
|---|---|
| 中継器使用時 | 記載なし |
| 連続使用時間 | 約80時間(単3形アルカリ乾電池使用時) |
| 電源 | 単3形アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池/リチウムイオン バッテリーパック BP-258 |
| 認証 | 記載なし |
| ハンズフリー | 記載なし |

ドコモとauの2回線とWi-Fiに対応。携帯電波が不安定になりやすい山道・トンネルなどでも通信が途切れにくく、運行指示や緊急連絡を受け取れる。
GPS搭載で全ドライバーの現在地を見える化。渋滞や配送状況を見ながら、労務管理や配送ルートの確認ができる。
| 通話距離 | 携帯電話の通話範囲+Wi-Fi対応範囲 |
|---|---|
| 中継器使用時 | 記載なし |
| 連続使用時間 | 20時間以上※2 |
| 電源 | USB(Type-C)充電端子 |
| 認証 | 技術基準適合証明(工事設計認証) |
| ハンズフリー | 対応 |
※1 IPX7規格 参照元:B-EAR(ベアー)公式HP(https://bearidge.com/product/x10/)
※2 単信(交互通話)方式 による通信(送信5:受信5:待ち受け90の割合による運用を想定) GPSオフ、Wi-Fiオフの条件